専務の書評その二十四 5月13日 「家づくりのコストを賢く下げる102の方法」

今回は、「家づくりのコストを賢く下げる102の方法」という本です。

コストを下げる方法などが書いてあります。注文住宅を建てる場合です。

建物の形をシンプルにしたり、間仕切りを減らしたり、設備のグレードを下げたりすれば、コストは下がります。こういうことは、あまり気づかないこともあるので、参考になります。本当に、一つ一つ検討する方には、この方法でコストは下がると思います。一方で、会社によってはこの仕様設備なら、いくらで出来ると自分の得意な方法があり、それにあわせることが出来れば、それが一番コストが下がるのではないかとも思いました。こういう会社の場合、逆に一個一個やっていくとコストが上がってしまう場合があります。難しいところです。

ほかには、見積の検討の仕方や、資金計画の考え方がありました。どうしても家を建てるとなると、家の構造や、設備、仕様にばかり目が行きがちになりますが、お金の面や、どう比較するかということも大事です。

特に見積は、どこまでが範囲に入っているかどうかというのは、大事だと思います。坪単価が安いと宣伝している会社もありますが、実際に建ててみると、単価に含まれていない工事が結構あるという話も聞いたことがあります。(もちろん、全部が全部そういう会社というわけではないですが)

 

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