専務の書評その九 12月9日 「コワーイ不動産の話」

今回は 「コワーイ不動産の話」という本です。

確かにこの本を読むと怖くなり、不動産を買う意欲がなくなってしまいそうな本です。

一方で、当社のお客様などでは、満足して不動産を購入いただいた方もいます。

ですから、読むときには、こういうひどい目もあるのだなあ、あわないようにするには、どうするかという気持ちで読まれたほうがよいと思います。まっさらな状態で読むと、怖くなってしまいます。

内容は、新築・中古の一戸建て・マンションや住宅ローンについて書いています。

新築の一戸建てについては、注文住宅の坪単価のことなど確かにそうだという部分もありますが、新築の三階建てについては、普通に手続きに則って建てていれば、今はあまりそういうのは、ないだろうというのもあります。

中古住宅の部分は、ためになるんではないでしょうか。確かによく調べて買わないといけない部分もありますから。

新築の場合であれば、建てた業者がしっかりしているかどうかが大事ですが、中古の場合は、実際にお住まいの方がどうメンテナンスされていたかどうかも大事になってきます。

マンションは、修繕積立金や管理組合の状態や大規模修繕など、個人では、決められないことなども多いですので、そのあたりも調べないといけないですね。

こういう本が、売り出されても、みなさん自然に受け止められるのは、不動産業界というのは、いまだにそういうイメージが付きまとっているということなのでしょうが、それが残念でした。

 

 

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