先日は、ＹＫＫのショールームでセミナーを受けてきました。工務店向けのもので、ＹＫＫの研究者の方がお話をしてくれました。

こちらからお願いしたのは、主に窓について省エネのこと、デザインのことなどでした。

省エネについては、窓からみると、いかに冷暖房を減らしていくかということが大事で、家庭のＣｏ２排出量の5分の1は、冷暖房によるものだそうです。

それを減らすには、断熱をしっかりと行うことで、特に窓からは、冬は４８％、夏は７１％の熱が逃げてしまうそうです。

そこで、窓は、複層のガラスや、それ以上の断熱を行うもの、リフォームについては、プラマードなど内窓サッシが有効であるということです。窓の会社から言わせると、エコというと太陽光などが脚光を浴びていて、断熱というと地味ですが、一度やればその効果はずっと続くので、その貢献度は高いという感じでした。

省エネについては、国も力を入れていて、よくドイツの事例と比較されますが、ドイツの家は断熱が徹底されているそうです。断熱の等級が高くないと、販売も難しいし、借りる人もいないようで、建てる人は断熱をちゃんと考えないといけないような環境になっているということでした。

省エネとは、すこしずれますが、ヒートショックについての話もありました。ヒートショックとはお風呂に入る前、入っているとき、入った後で、血圧が急増減するので、お亡くなりになる方が年間1万人以上いるそうです。これは日本の交通事故の死亡者よりも多いそうです。

こういうリフォームについても考えていかなくてはいかなくてはいけないなと思いました。

あとは、デザインの話です。窓の使い方で通風や、光の入り方を考えることなどのお話でした。窓の配置や、窓の種類の選び方、家具を置く場合の窓の配置、通風のとり方などを、日本の古い家屋や西洋の有名建築を参考に事例を交えてお話されていました。

メーカーがこういう話をしてくれるのは、とてもありがたいです。こういうことを参考に今後も家を建てていければと思いました。ただ、お金がかかることでもあるので、いろいろと考えないといけないともあわせて思いました。

当社の建物は、窓の数が比較的多いので、お客様からもそれを気に入ってくれて購入される方もいらっしゃるので、窓の使い方ももっとうまくなればよいのではないかと考えています。

応援のクリックをお願いします。