専務の書評その二十二 4月15日 「骨董市で家を買う」

今回は、「骨董市で家を買う」という本です。

小説家の方が、地方の古民家を東京に移築するというものです。小説仕立てで書いてありますので、とても読みやすいです。また小説仕立てなので、面白おかしく書いています。読んでいて楽しいです。

読んでみて思ったのは、古民家を東京まで運んで移築するといことは、とても大変だということでした。実際に、現地で解体する、東京まで運んでくる、足りない部材を調達してくる、敷地にあわせて、材料を加工する、など考えてみると、とても手間のかかる仕事です。ただ、著者の人は、とても満足しているようでした。自分の好みに合った家が出来ているからでしょうか。人は、それぞれいろんな好みがあります。

満足してるから言えるのでしょうが、改善点も述べています。間取りをいじくりすぎたとか、予算が大幅に上がってしまったとか、古民家自体は、広い敷地に建てるべきではないかとか、ありました。確かにそういう一面もあるのでしょう。ただ、写真を見ていると、落ち着いた空間に仕上がっていました。

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