専務の書評その二十一 4月5日 「コワーイ土地の話」
今回は「コワーイ土地の話」という本です。土地の取引のトラブルの事例を挙げながら解説をしています。内容的には、プロの人が書かかれていて、当社が土地を検討するときに気をつけていることなど、よいポイントを突いているような点も多いです。
特に上下水道のことや、擁壁のことや、道路の種類のこと、接道している幅のことなど、建築をするうえで事前にチェックをしないといけないことは意外とあります。
またお客様のご希望内容と予算がだいたい釣り合いが取れないというのも、まあよくあることだよなあと思って読んでいました。
そして、それらは、役所などに行けば、確認できることも多いのですが、それをしていなかったり、不動産屋がいい加減だったりしてトラブルになっているようなケースがあげてあります。
高い買い物ですから、きっちりと確認してくれる相手と取引をするというのも大事なことです。
不動産屋さんも、お客様の早く決めてもらいたいから、いいことばっかりいうところもあるようですし、お客様もご希望と予算との乖離を認めたくないお気持ちもあり、なかなか不動産の取引も簡単にはいかないのが実情です。
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