専務の書評その五十 1月20日 「住まいの解剖図鑑」

今回は、「住まいの解剖図鑑」という本です。

建築を勉強している人向けに書かれている本です。

家の、玄関、敷地、窓、リビング、キッチン、トイレ、洗面などの各箇所について、設計する際の注意点や、なぜそれが今の形になっているかなどを説明しています。

確かに、建築を習いたての人が図面を描くときには、力が入っているので、部屋を広く取りたいとか、自分の集中していることにばかり目が行ってしまい、他のことが行き届かなくなってしまうことは、多いと思います。そういうことが、他のところにしわ寄せが行ってしまい、実際に住めなくなってしまうような図面になってしまうのでしょうか。そういう図面を描きながら、ここに書いてあるような注意点を身につけて行くのだと思います。

当たり前に思っていても、それには、それなりの理由があるということを教えてくれる本です。初心に帰れるような本だと思います。

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