専務の書評その三十七 12月15日 東京は郊外から消えていく! 首都圏高齢化・未婚化・空き家地図

今回は、「東京は郊外から消えていく!」という本です。大変お世話になった先生からのご紹介です。

東京の市部で建売住宅をやっている当社としては、目を通さざるを得ません。こういう刺激的なタイトルの本は、どうしても中を見たくなってしまいますね。

本の内容は、大規模アンケートをとった結果の分析というところでしょうか。

その内容では、山手線圏内や中央線、城南地区など、人気のあるところにみんな住みたがるというものでした。またそれぞれの地域の特徴などが記載してありますし、またこれからは、どんなどころがよいかなども少し書いてあります。例えば南武線のあたりが出てきたときには、意外でした。

人気のあるところは分かります。それはその通りだと思います。ぼくも住みたいです。

またその一方で、郊外に住みたい人は、少なくなってしまい、どうなってしまうのかとちょっと不安になってしまいます。

そのなかで、どのようにすれば、ゴーストタウンにならないのかということも書いてあります。親子で住みつないでいくことが出来ればよいということです。

ただ、本当に郊外は消えてしまうのかというのは、なんともいえないです。郊外は郊外の生活圏がありますし、、人口が減っていけば、みんなが都心に住むようになるというのもそうともいえないと思います(地縁や愛着がある人もいますし、郊外は環境がよいところも多いですし)。

 

 

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