専務の書評その二十五 5月24日 「天下無双の建築学入門」

今回は、「天下無双の建築学入門」という本です。

タンポポハウスという有名な家を建築した方の本です。屋根や壁にタンポポを植えているらしい家です(僕は実物はまだ見たことがありませんが)。屋根や壁に土をいれるというのは、断熱の観点からとてもよいそうです。遮熱や保温ができるそうです。

それはそうと、この本は、建築家の方が、普段何を考えているのかが垣間見えるような気がしました。縄文時代の家から、冷房の起源、断熱のことや、床など、その考えは、いろいろな箇所から起こり、時間を越えて、その起源までさかのぼることもありました。

エッセイ集というような感じの本ですが、さらさら読むのにはよいですが、がっちりと体系だてられた理論を述べようとしているものではありませんでした。(もちろんその箇所ごとには、建築家の方の経験や知恵がつまっていますが)

僕では、まだまだここまで考えがいたりませんが、少しずつ、いろいろなところに目配せができればと思いました。

 

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