最近は、講習会などに出る機会も増えてきましたが、今回は、地価の予想をされている方のお話でした。

話を聞いている印象では、今までの土地ブーム（昭和48年、昭和54年、昭和62年、平成18年など）を見ると、法則性があって、それをもとに考えると、次のブームは平成27年くらいだそうです。今は底だそうです。まだ先ですね。

その方の相場観の前提として、金利が通常にもどったらということでした。いまのゼロ金利で経済はめちゃくちゃになっているので、金利が正常にならないといけないというお考えでした。

ゼロ金利は、実施されたときは異常といわれていましたが、いまは、ヨーロッパなども経済が大変みたいで、どこも金利を下げていますね。どうなるのでしょうか。金利の予想は、難しいです。

その方のお話だと、今の地価は昭和57年と同じくらいだそうです。ちょうどその間にバブルや、失われた20年があり、結局は、もとに戻ったということでしょうか。それとも、ちょうど高度成長が終わったあたりの水準は維持しているということでしょうか。

当社では、土地を買ったり、売ったり、仲介したりしますが、そのような長期の予想はあまりしていませんので、新鮮なお話でした。バブルのときに比べれば、土地の値段は下がりましたが、ここ数年は、安定しているというイメージでした。