専務の書評その十四 1月23日 「世界の不思議な家を訪ねて」

今回は、「世界の不思議な家を訪ねて」という本です。

写真家の方が、世界の家を見て回るという本で、どちらかというと旅行記に近いですが、やはり写真家の方なので、家の写真はとてもきれいです。

日本の住宅は、木造が多く、またマンションなどにお住まいの方も多いですが、世界でみると土の家の住んでいる人が半分以上だそうです。日本にも土壁の家もありますね。

本の構成は、土の家、石の家、草木の家、水の家ということで、各国の家を紹介されています。今の日本の家は、耐震だ、高断熱だ、エコだと話題豊富ですが、(これはこれでもちろん大事なことですが)、世界の家は、もっと単純な家で、生活も素朴でしたが、合理的な家でもありました。

暑い地域の人は、土の中に住んでいたり、水上の人は、満潮の高さに合わせて、高床式になっていて、船で移動したり、また、川の中に畑を作ったりしていました。

普段は、木造しか見ていないので、カルチャーショックでした。